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こんにちは、のどかです。
公民って他科目に比べて目立たない割に意外と難しくないですか?
教科書は断然薄いのに覚えられない、
仕組みを理解するのもとっても大変、、、それが公民というものです。
公民とは?なんで覚えなきゃいけないの?現代社会との違いは?
私が公民の勉強をしていたときに何度も思ったのがそう、
『公民てなんなの?』
自分が今何について勉強しているのか分からなくてモヤモヤしていました。
公民とは、社会の仕組みを知り、私たちの周りで起きていることについて学ぶ科目です。
公民は、人間全てが持っている権利や責任について知り、私たちの生活の元となっている経済や法律を理解して、国際的に今世界では何が起きていてどんな取り組みがされているのかを学ぶ学問です。
あなたの生活に一番直結してくることだから公民を学ぶことがとても大事なんです。
また、
『公民と現代社会って何が違うの?』
と言う声もよく聞きますが正解は、この二つが違うのではなく公民の勉強の中に現代社会があるのです。現代社会は名前の通り、公民の中でも現代=”近年起きていること”や、時事問題・現象について学ぶことが多くなります。
さて、公民のなんたるかがわかったところで、
公民を勉強するときに覚えてもらいたいポイントと、学年毎の対策方法を解説します!
公民の勉強法
1.教科書を読む
参考書を買って理解を深めるのもいいですが、その勉強方法だと学校のテストに出るもの以外の情報を沢山覚えてしまって試験であまり答えられない可能性があるのでオススメしません。
公民の勉強に不安があるならば、まずは違う本を参照せずに教科書の勉強を極めましょう。
2.自分のわかりやすい言葉遣いや例に直してみる
公民や歴史科目にありがちなのが、
『日本語なのに言ってる意味が全然分からない』
と言うこと。
これは普段聞き慣れていない言葉で説明されているから理解ができないということですね。
この解決方法は2つあって、一つは難しい単語に慣れることと、もう一つは説明を普段使う言葉に書き換えてしまうことです。
以前書いた世界史/日本史の暗記方法でもお話ししましたが、理解目的であれば書いてあることを一語一句同じに覚える必要はありません。
例えば「クーリングオフ」も、
「押し売りされたり理不尽な契約や商品だったら期間内に返品・撤回OKルール」
と考えたらすごく覚えやすくて勉強しやすいと思いますよ。
3.単語を暗記するときはクイズ形式にして覚える
公民の単語の覚え方でお勧めなのは単語帳でも語呂合わせや歌でもなく、一問一答クイズです!
単語自体が意味を含んでいるときは単語帳を使っても、言葉だけを覚えてしまうためあまり役に立ちません。
語呂合わせは年代を覚えるならいいですが、まずは重要単語の暗記が先ですし、歌って覚えるには一つの言葉に対する説明が長すぎます。
ですから『〜の〜といえば?』『〜を〜する〜は?』などの、クイズ形式で単語を覚えるのがオススメです。
例えば、学生のためのノートシェアリングアプリClearには、こんなノートがあります。
あかねさんの 高校入試☆公民の記述問題
ポイントは、『〜の〜といえばOOである。OOを答えなさい』というような問題形式で答えを覚えないこと。
最後を?にすることで、早押しクイズのように直感的に言葉が出るようになるのが狙いです。
そうでないと周りくどい言い方をしてしまったり、類似ワードと迷ってしまうことがあるため、『〜といえばXX!』のように、即答えを結びつける覚え方をすることで公民がグッと覚えやすくなります!
中1〜中2と中3の勉強法は予習復習がこう違う!簡単な予習復習の使い分け方
皆さん知っていましたでしょうか、
たとえ同じ教科でも、学年によって勉強方法を変えた方がいい
ということを。
それは、学年が変わると難易度が上がるというよりも最終学年になると受験にうけて試験対策の勉強の量が増えるので、
公民の勉強方法も基礎を覚えて授業を理解するための勉強から、
わからないところを見つけて重要点によりフォーカスした勉強へと変える必要があるからです。
中学1〜2年生→公民を学び始め、基本的な考え方や仕組みを理解する時期
多くの人が公民で悩む原因は、
いきなり一票の格差や憲法第9条のことを話され何のことだかさっぱり分からず、でも覚えなきゃいけないから
分からないまま言葉だけ覚えるという負のスパイラルが早期から起こってしまうこと
だと思うんです。
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ですからこの時期は復習よりも予習が大事。
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①図書館に行って新聞を読む習慣をつけて、公民の考え方や実例に触れましょう。
学生向けの新聞なら、字数も少なくよりわかりやすく説明してくれています。記事を読んで内閣の動きや人権問題について考え方から公民に慣れておくことが授業を受けたときにとても役に立ちます。
試験で時事問題を聞かれたときの対策にもなるのでオススメです!
また公民の予習をするときは個々の単語を覚えようとするのではなく、
②一つの大きなテーマについて説明できるようになることを心がけましょう。
例えば日本国憲法という言葉。
この単語だけを覚えるのではなく、テーマの軸に設定し、
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「日本国憲法は〜年に大日本帝国憲法を新しく作り直した憲法で、天皇主権・基本的人権の尊重と平和主義の大三原則を元に作られた。また 憲法第九条では〜」
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というように、説明すると自然と重要単語が出てくるため、
- 予習後の授業ではあやふやな点をより明確に理解したり、個々の単語について先生の解説を聞く
と言う学び方だと理解がしやすく記述も穴埋めも楽になるんです。
中学3年生〜中学校での範囲が大体終わり、全体的に理解しているかが問われる時期〜
1〜2年生で公民の流れもわかるようになってきて、なんとなく勉強のコツも掴んできたことでしょう。
それでしたら、
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最後の学年は予習よりしっかりとした復習をしましょう!
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①高校受験やテストに出る問題をチェックして、そこを重点的に何度も何度も覚えましょう。
最初に説明した通り、公民は内容を覚えるのが難しい反面、範囲はとても狭いので、試験に出そうな重要単語も限られます。
まずは絶対覚えなければいけないところをしっかり覚えましょう。
「絶対覚えなければいけないところってどうしたらわかるの?」という方は、
②Clearで公民の教科書の重要単語をまとめているノートを何冊か見て、単語を選定しましょう。
かざまさんの中学公民 まとめ 随時更新中
こういったまとめノートが重要語句を抜き出すために役に立ちます。
みんなのノートに必ず書いてあれば、それだけ重要度が高くなるということです。
公民のまとめノートでいつも絶対にランクインしてる単語を発見し、それを確実に覚えましょう!
湘南ゼミナールさんのプロノート、【テストに出る】国会の仕組みと機能
湘南ゼミナールさんが出しているこのノートは、
まとめ欄の横に重要語句だけ抜き出されているため、重要単語を抜き出すのにとても役立ちますよね。
こうやって重要単語がわかったら、あとはそれをしっかり覚えるだけ。
それに公民は英語や現代文のように問題の出題方法に慣れなければいけなかったり数学のような応用問題もほぼないですよね。
ですから問題を解くより内容を理解することに時間をかけた方が効果的です。
先生のプリントをしっかりチェックしガンガン教科書を読むことにフォーカスして、
常に教科書ベースで勉強することでテスト対策も完璧に行うことができるんです!
まとめ:公民は教科書が命。勉強方法を覚えて授業も授業も乗り切ろう
これまでのポイントをおさらいすると、
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- 公民は学年によって勉強方法を変えて対策をする
- 学習する学年によって予習と復習をうまく使い分けよう
- 問題演習や参考書よりも教科書ベースで内容理解を極めることでテスト・受験対策もバッチリ!
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ということです。
早速これから、公民の勉強をしてみたらいかがですか?
私の祖父が言うには「明日やろうは馬鹿野郎」です。