【モンゴル大帝国】チンギスハン・フビライハン

はじめに

突然ですが「歴史に名を残した英雄」と言えば、皆さん誰を想像しますか?

以前このような質問をされたことがあったのですが、10分ほど悩んだ末に出した解答は「チンギス・ハン」でした。

チンギス・ハンという名前を聞いて連想されるイメージはおそらく「モンゴル大帝国を築いた人」がほとんどだと思います。

確かに彼は13世紀にモンゴル帝国発展の基礎を築いた偉大な英雄ですが、彼の子孫たちの活躍もあり、モンゴルは最終的に大帝国として当時世界に名をとどろかせることとなりました。

今回はチンギス・ハンと彼の子孫の中でも元を建国したフビライ・ハンが行った数々の偉業を紹介していきます。

特にテストや受験で絶対に問われる部分をピックアップしていくので、ぜひ勉強の参考にしてみてください!

チンギス・ハン(モンゴル統一~西夏制服)

1206年、チンギス・ハン(幼名テムジン)は全モンゴルを統一し、クリルタイ(部族長会議)でハン位につきます。

彼は都をカラコルムに置き、千戸制と呼ばれる軍事・行政制度を確立することでモンゴル帝国を強化します。

【たまべぇさんのノート】

世界史「モンゴル帝国と元」テスト対策!

https://www.clearnotebooks.com/ja/notebooks/779860

1218年、チンギス・ハンはモンゴル帝国の領土を拡大するためにまずナイマンを征服し、更に1220年にはホラズム・シャー朝を征服、そして1227年には西夏を征服し、広大な領土を保有した大帝国を築きます。

【RICKI.Oさんのノート】

World History 3. モンゴル・明・清・朝鮮

https://www.clearnotebooks.com/ja/notebooks/495329

フビライハン(ハイドゥの乱~モンテ・コルヴィノの来朝)

チンギス・ハンが退位した後、2代目のオゴタイ・ハン、3代目のグユク・ハン、そして4代目のモンケ・ハンがそれぞれハン位につき、モンゴル帝国を強大な国へと導いていきます。

そして1271年、5代目のフビライ・ハンのときにモンゴルの国号を『元』とし、都を大都に定めました。

【たまべぇさんのノート】

世界史「モンゴル帝国と元」テスト対策!

https://www.clearnotebooks.com/ja/notebooks/779860

その後、フビライ・ハンの大躍進が始まることとなります。

1274年、日本への遠征(文永の役)を行い、1276年に臨安(南宋の首都)を占領することで南宋を滅ぼします。1281年には2度目の日本遠征(弘安の役)を行い、そして1287年にビルマのパガン朝に侵入しベトナム遠征を試みるも失敗に終わります。

また、元朝時代にはヨーロッパからマルコ・ポーロやモンテ・コルヴィノが訪れるなど、西洋諸国から大きな注目を浴びるほどの大国として存在感を放っていたと考えられます。

【にょさんのノート】

世界史【元(モンゴル)】14

https://www.clearnotebooks.com/ja/notebooks/886903

おわりに

上記の内容以外にも、チンギス・ハンやフビライ・ハンに関連する重要事項はたくさんあるので、教科書や用語集、また図説などを活用して、13世紀モンゴル大帝国の歴史を押さえてみてください!

Clearにもまだまた詳しく解説されたノートが沢山あります。日本全国の学生・塾の先生がまとめたノートも活用してくださいね。

🌼Clearブラウザ版のリンク: https://www.clearnotebooks.com/ja/notebooks/grade/senior-high

🌼Clearアプリのダウンロードリンク: https://www.clearnotebooks.com/store (スマホからアクセス)

 

一人でも多くの人が「チンギス・ハンってこんなにすごい人だったんだ…!」と思ってもらえる日が来ることを願いつつ…(笑)