なぜ「政治経済」を選択科目として選ぶことをお勧めするのか。これにはいくつか理由があります。
①世界史や日本史よりも圧倒的に範囲が狭い
政治経済は、同じ社会科目である世界史や日本史と比較して、圧倒的に暗記の絶対量が少ないです。参考書の厚さからみても明らかなのですが、本当にびっくりするくらい違います。
しかも、一般常識で解けてしまう問題や元々知っているような知識事項も多いんです。まさにコスパ最強科目となります……!逆転合格を目指す人にはもってこいです!
②成績が伸びるのが早い
上述した「暗記量の少なさ」というところにも関連してくるのですが、全範囲を1周するまでにかかる時間が短いため、全体の流れを掴みやすく、成績が他の科目より伸びやすいです。
また、暗記量が少ないため、難関私立大学などで出題される「教科書や参考書の隅っこに掲載されているマニアック問題」にも割と早い段階で手を出すことができます。これが解けるようになると模試の偏差値も爆上がりするので、モチベーションアップにも繋がります。
「他の科目より勉強時間が少なくて済み、国英の対策時間に充てられる」と「マニアックな知識まで網羅し、受験をする際での大きな武器になる」という一見相反する2つの大きなメリットを同時に享受することができるのです。
③実生活でためになる知識を得られる
これは少し受験勉強という括りから離れるのですが、 日本史や世界史と異なり、政治経済が扱っている事項は私たちの生活に関連したものばかりです。
世の中の政治の仕組みや経済の知識について詳しくなると、ニュースで聴く内容をもっと深く理解できたり、逆に誤った情報が発信されているときはそれに気づくことができます。受験のために勉強していることでも、自分自身の日常生活をより豊かにするための勉強として還元することができます。まさに一石二鳥です。